2020-01-01から1年間の記事一覧

知性とは何か。

「知性」とか「知的である」というのは、他者に対して、自分とは異なる価値観に対して、どこまで謙虚な姿勢で向き合えるか、ということである。 そのため、知性というのは、他者とのコミュニケーションスキルである。 「これだけが正しい(=これ以外は間違い)…

拝名、三野春也

人は、なぜ死ぬのか。愛しい人よ。

ワガママな超人。

「インテリは思想の生産者であり、大衆は思想の消費者である。」 確かに、それは間違い無いと思う。 ただ、思想とは、正しさを求めた結果、産まれた玩具のようなものだ。論理で語れる普遍性など、そこには存在しない。だから「正しさ」なんて、「"私は"こう…

真理について。

真理は、それを解き明かすために暴く(reveal)ような対象ではなくて、既に、常に「私たち」に寄り添っているものだと思う。 真理は「絶対者」である。きっと。 真理も生きているらしい。

隣人愛はどこから来るか。

「世界」には、次の三者しかいない。 その三者とは、「神」と「自己(私)」 と「その取り巻き(非私)」である。 だが、「絶対者」に対する信仰をもつ人は、次の視点を手にする。(信仰という行為は、人間にしか行えないか?) 「あなた(絶対者)」 と「私…

これが原罪?

もっと恐ろしいのは、いま自分が満たされていれば、他者が困っていても知らんぷりを決め込めるいうことである。それは自己愛を超えていないのに。そんなこと分かってるのに。これは〇〇の罪だろう。

利潤の為の商品

2020年現在もマルクスの言う「剰余価値生産」が行われているのか? 価値とは商品(実体を持ったモノ)に現れる固有の属性ではないのか? だが実際に、国家や営利企業は経済成長してる。(そうすることを求められてる。) どうやって企業や国家は経済成長して…

悪寒

前提:社会の中に、人間が数え切れないほど沢山いる。 ⇒個々の関係は、近代的人間関係に基づく。 =個々の人々は、商品を通じて互いに関係を結ぶ。(※) ⇒人間の数が増えれば増えるだけ、商品の数も増え続ける。 ★商品の数は、人間の数に依存する。 資本主義…

愛と「ぬくもり」

幸いなるかな 心貧しき人 天国は彼等のものなればなり。 幸いなるかな 泣く人 彼等は慰めらるべければなり。 なぜ、イエスはこのようなことを言ったのか? どうして、僕はこれらの文章から「ぬくもり」を感じるのか? この「ぬくもり」が愛なのか。 きっと、…

「死」について。

「死」に区別はあるか。 その場合、「よい死」と「よくない死」があるのか。 人間は、「死」ぬ為に、生きているのか。 それぞれの「死」を捨象し、「死」の本質について考える。 そうして、統一的な「死」の概念を構築することに、一体どのような意味がある…

「よりどころ」について。

自己愛"のみ"を主張する宗教に、ホントウの「救い」や「愛」は、あるのだろうか。 「生」(ここでの「生」とは、何のことであるか。自己愛を乗り越えることか。)は「死」を必要とし、「死」は「生」を必要とする。

誰にとっての生きる目的

「生」は、その内に「死」を含んでいる。 僕は、「美しい世界」と一体になりたい。 どうしようもないこの世界を、いかに美しい(よい)方向に持っていくか。 これも、一種の「押し付け」なのであろうか。

これも、「線引き」?

他者は、どこまでいっても、他者なのではないか。 わざわざ、クオリアなど持ち出す必要もない。現に、我々は異なっている。 「私」は、「死」によって、この「線引き」を超越するのだろうか。 手段としての「死」の役割について考える。 やはり、人間はおも…

ANTとコロニー

コロニーとは、無数の行為者が、相互に関係を結ぶ、"ネットワーク"である。 私と他者は、共に、この世界を支え合う存在。 あらゆる「線引き」を、乗り越えようとする試み。 これは、ロゴスを超え、無分別の領域へと重なる可能性を孕んでいる。 私がコロニー…

出生について無知なシステム

魔物は、一体何者によって、この世界に産み落とされたのか。 「ヨーロッパ近代」が生み出した魔物は、果たして、我々のいのちを、どこまで蝕めば気が済むのか。 誰もが、幸せを求めている。 だが、幸せとは、他者との"戦争"に勝利することなのだろうか。 何…

得体の知れぬ恐ろしさ。

人間に「暇つぶしの道具を作らせ」、それを別の人間に「与えさせる」ことによって、自身の延命を図っている。 システムが抱える「矛盾」を"気づかせない"ように機能する。社会というのは、実に、狡猾ではないか。いつまでたっても、変わらぬのはなぜか。この…

無知は罪か。

人間の価値観は、すべて、人間が作り出したものである。 ぼくは、何を美しいと感じるか。何を汚らわしいと感じるか。 それらは、ぼくの世界における価値判断である。他人に強いる必要はない。 大海を知らぬ井の中の蛙にとって、世界は、己を中心にまわり続け…

なぜ、こんなことを考えてしまうのか。

人間の価値観は、すべて人間が作り出したものである。 貴方は何を美しいと感じるか。何を汚らわしいと感じるか。 それらは、すべて、貴方の世界・社会に基づいた価値判断なのである。それを、他者に強いてはいけない。 固く固く構築されたかに見える「常識」…

人間について。

人間とは何であるか。 我々はどこからきたのか。我々は何であるか。我々は何処へいくのか。それを知りたい。僕はどうしようもなく、ただ不安なのである。